連絡ミスで捜査一時中断、その間も警察官が盗撮行為 鹿児島県警

AI要約

枕崎署員の盗撮事件で、捜査が一時中断し、その間にも盗撮行為が続いていたことが明らかになった。

事件は昨年12月に起き、男性巡査部長が女子トイレで盗撮している疑いが浮上した。

野川明輝本部長は証拠不足として捜査継続を指示し、容疑者は起訴・依願退職する結果となった。

連絡ミスで捜査一時中断、その間も警察官が盗撮行為 鹿児島県警

 鹿児島県警で相次ぐ不祥事の一つである枕崎署員の盗撮事件で、県警内部の連絡ミスから昨年12月下旬に捜査が一時中断し、その間にも盗撮行為が続いていたことが県警への取材でわかった。

 県警によると、昨年12月19日、枕崎署の男性巡査部長(32)=性的姿態撮影等処罰法違反などの罪で起訴、依願退職=が女子トイレで盗撮している疑いが浮上。22日に幹部から報告を受けた野川明輝本部長は証拠が乏しいとして、「容疑者として特定されたら本部長指揮事件としよう」などと述べ、捜査継続を署長に伝えるよう幹部に指示した。