エアコンを「8時間つけっぱなし」の電気代は? 睡眠時の正しいエアコンの使い方
毎晩、暑くて寝苦しい。夜中に目が覚めてしまうこともよくある。
エアコンをつけっぱなしにしたいけれど、電気代がかかるのも気になる……。
そんな悩みも多い夏の睡眠について、パナソニックは「2024年 今夏の睡眠満足度に関する実態調査」を実施した。
調査地域:全国
調査期間:2024年6月14日~6月21日/5月20日~5月26日
調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
調査対象:エアコンを所有している20~60代の男女
有効回答:541名(男性:287名、女性:254名))/ 555名(男性:254名、女性:301名)
「今年の夏、暑さで寝苦しいことはありますか?」という質問では、「頻繁にある」が21パーセント、「時々ある」が56パーセントと、実に77パーセントが「ある」と回答している。
ここで気になるのが、睡眠時のエアコンの利用状況だ。
この質問については「オフタイマーを設定して睡眠時から一定の時間使用する」「一晩中つけっぱなし」とした回答が約7割と多かった一方、「つけたり消したりする」「使用しない」との回答も一定数あった。
また、エアコンをつけっぱなしにしない理由については、「電気代がかかるから」「冷えすぎるから」という回答が半数近くあった。
やはり、約6割の回答があった電気代が嵩むというイメージは強い。暑くて寝苦しいとはいえエアコンをつけると寒い、というジレンマも身に覚えがある。
では、暑い夏の夜のエアコンはどう使うのが正解なのだろうか?
パナソニックのエアーマイスター兼睡眠改善インストラクターによると、エアコンは冷えすぎない温度で朝までつけっぱなしにするのがおすすめだという。
夏の夜間に、エアコンを朝までつけっぱなしにしたときの消費電力量は平均92W。気になる電気代は、8時間使用した場合で約23円と、思いのほかかからない印象だ。
実はエアコンは、外気温と設定温度の差が大きいほど消費電力量が多くなる。外気温の低い夜間は消費電力量が日中に比べて少なく、電気代も大きく下がるのだとか。
暑くて寝苦しい夜は躊躇せずに、エアコンをつけっぱなしにしたほうが快眠できそうだ。