笑福亭鶴瓶、兄弟子の結婚式で酔って暴れた過去 新婦側から苦情「何であんなことに」

AI要約

鶴瓶がMBSラジオで宮田笙子選手の五輪辞退についてコメントし、自身の過去の不祥事も告白。

宮田選手に対する心配や理解、将来の可能性について話題が広がった。

満堂や田口も参加し、若さや実力を考慮しつつ応援の意を示した。

笑福亭鶴瓶、兄弟子の結婚式で酔って暴れた過去 新婦側から苦情「何であんなことに」

 落語家・笑福亭鶴瓶が21日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン日曜日』(午後10時)に出演。19歳ながら喫煙と飲酒が発覚し、パリ五輪への出場辞退が発表された体操女子代表の宮田笙子についてコメントした。

 名前こそ出さなかったが、72歳の大御所が世間を揺るがした騒動に触れた。飲酒しての“逸話”が多いレギュラーの落語家・錦笑亭満堂について、鶴瓶は“泥酔して不祥事を起こしそう”と予想。流れで「(満堂が)オリンピック出れるんやったら絶対クビになるやろなあ」と話すと、「あの人なあ。まあ19(歳)やからね。ルールやから」と宮田選手の話題に触れた。満堂は「ホントにこの3年、それだけにかけてきて、それだけやってきたのにね。思いませんか」と夢舞台を断念せざるを得なかったエースを気遣った。

 新体操経験者のタレント・田口万莉は「確かにそれ(五輪)を目指して……。でも、だからこそそれ(喫煙・飲酒)はしたらあかんかったから」と発言した。MBSの藤林温子アナウンサーも「国の代表ですからね」と続くと、鶴瓶も「まあそうですよね」とポツリ。藤林アナは「(国を)背負って、代表として、お手本になる方ですからね」と指摘した。満堂は「もうちょっと優しくしてあげても。まだ若いんだしね」と小声で19歳をかばった。

 その後、鶴瓶は兄弟子の結婚式で、司会だったにもかかわらず酔って暴れ、新婦側から苦情が出たという過去を告白。「何であんなことになったんやろうって、いま後悔します。若いからですよね。オレやったら絶対、オリンピック出られへんわ」と自虐的に話すと、共演陣は「絶対無理です」と声をそろえた。鶴瓶が「和田アッコさんも(過去の素行で五輪は)出られへんのにもかかわらず、えらい言うてたで。若いころから知ってるけどやな、タバコ吸うて、酒飲んでっていうのをえらい戒めてはったけど、あんたえらい飲んでたで」と親交の深い”ご意見番”の名前を挙げた。満堂が「みんな(ハメを外したい)気持ちはあるんだと思いますよ。今だからこうなってるけれど」とフォロー。鶴瓶は「それをカバーしようとしてはったんよ、お姉さん(和田)も」と言うと、「(五輪出場は)あかんのかなあ」と宮田選手を思いやった。

 藤林アナが「自分で辞退したっていうことなんでね」と“公式発表”を口にすると、鶴瓶は「いやいや、まあ、でも(辞退ということに)させられたんや思うよ。辞退はしはらへんわいな」と推測。「その方が形としてはええやんか」と見解を示した。田口は「(五輪)直前っていうのをやめてあげてほしかったかなと思いますけどね」と話した。

 9月が誕生日の宮田選手について、満堂が「あと2か月で20歳だったんだよね。あの子が」と明かすと、鶴瓶は「でも、ずーっと言われるやろうな。かわいそうに」と続いた。鶴瓶が次の2028年五輪について「いける(目指せる)わけやろ?」と今後を気に掛けると、満堂は「4年後、果たして出れるかといったら、この4年で全く変わるわけじゃないですか、また」と返した。田口は「体操って、そんなに年齢いってって難しいから、若い時が一番だから」と宮田選手が23歳になることを懸念。鶴瓶は「そうか。今が一番やねんな」と理解した後、「それで(ロス五輪へ)出て来たらすごいやろな」と期待した。田口は「それででも4年後ね、復活してまた代表になったら、それはもうやっぱり実力」といい、満堂も「それこそ応援しましょうよ」と呼びかけた。