「中型犬がうろついている」熊本・益城町で猟犬のピット・ブルなど6匹捕獲 飼い主を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕

AI要約

7月22日朝、熊本・益城町で猟犬としても知られる『ピット・ブル』などの犬が逃げ出し、警察によって6匹が捕獲される。飼い主は公務執行妨害の疑いで逮捕された。

警察官が中型犬6匹を放し飼いしている男を発見し、注意したところ男がパトカーのドアを壊し、逮捕された。

捜索で逃げていた6匹の犬が捕獲され、敷地内で飼われていた16匹も保護されたが、全ての犬の数は把握されていない。

「中型犬がうろついている」熊本・益城町で猟犬のピット・ブルなど6匹捕獲 飼い主を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕

7月22日朝に熊本・益城町で猟犬としても知られる『ピット・ブル』など、犬数匹が逃げ出し、警察などが逃げ出した犬6匹を捕獲した。一方で、犬の飼い主の男は駆け付けたパトカーのドアを殴った公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。

警察などによると、7月22日午前6時前、益城町上陳で「飼い主の分からない中型犬6匹がうろついている」と近くに住む人から警察に通報があった。

駆け付けた警察官が犬を放し飼いしている男を発見。注意したところ、男はパトカーの運転席側のドアを殴り、壊したということだ。

警察は男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕。逮捕されたのは、自称ブリーダーの石井賢一郎容疑者(55)で、「パトカーを殴っていない」と容疑を否認しているということだ。

また、警察や県の保健所職員が付近を捜索し、午後4時までにピット・ブルや雑種の逃げ出した犬6匹を捕獲。敷地内で飼われていた16匹についても保護したが、警察や熊本県は逃げた犬の数については把握できていないとしている。

これまでにけが人の情報は入っていないということだが、近くに住むの人は「(今までも)ありましたね、ときどき。何かあれば警察が来ていた。私たちには直接何かすることはない。(私は)家の中に逃げるから」と、これまでもトラブルがあったと話す。

ピット・ブルは猟犬や闘犬としても知られ、警察は逃げた頭数が把握できていないことから「見かけても不用意に近づかないように」と注意を呼び掛けている。

(テレビ熊本)