第一通報者の女を逮捕 マンション一室で男性殺害の疑い 京都府警

AI要約

京都市伏見区のマンションで男性が殺害された事件で、犯人が逮捕された。死因は刺し傷による出血性ショック死で、犯行時期は6月半ばと推定されている。

犯人は事件の第一発見者である女性で、美濃浩二さんの知人を装い、110番通報をしていた。しかし、防犯カメラ映像などから容疑が女性にかかり、逮捕された。

美濃さんの腹部には複数の刺し傷があり、事件の詳細は捜査中である。

第一通報者の女を逮捕 マンション一室で男性殺害の疑い 京都府警

 京都市伏見区のマンションの一室で6月下旬、腹部から血を流した男性の遺体が見つかった事件で、この男性を殺害した疑いが強まったとして、京都府警が21日、第一発見者の30代の女を殺人容疑で逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。

 府警によると、亡くなったのは美濃浩二さん(68)。部屋の住人とみられる。捜査関係者によると、女の逮捕容疑は、6月半ば、京都市伏見区深草西浦町8丁目のマンションの一室で、美濃さんの腹部を刃物で刺し、殺害したというもの。

 府警によると、美濃さんの死因は刺し傷による出血性ショック死で、6月16日ごろに死亡したと推定されている。

 女は6月22日、美濃さん宅を訪ねて「おなかから血が出て、人が死んでいる」と自ら110番通報していた。警察官に対し、自分は美濃さんの知人で、「数日間、連絡がつかなかったので訪問した」という趣旨の説明をしていたという。

 捜査関係者によると、防犯カメラの捜査などから容疑者として女が浮上した。美濃さんの腹部には複数の刺し傷があったという。(関ゆみん、茶井祐輝)