自民森山氏、総裁選の費用抑制を 派閥裏金事件踏まえ

AI要約

自民党の森山裕総務会長は中国湖南省長沙市で、党総裁選について意見を述べた。

費用を抑制して実施することが望ましいと述べ、派閥裏金事件を踏まえた議論を行う必要性を強調した。

選挙期間や候補者の政策とのバランスについても言及し、国民の関心を高めながら費用をかけ過ぎない工夫が必要だと指摘した。

 【長沙共同】自民党の森山裕総務会長は21日、訪問先の中国湖南省長沙市で9月の党総裁選について、派閥裏金事件を踏まえ、費用を抑制して実施するのが望ましいとの考えを記者団に示した。「いかにお金をかけず、国民の評価をいただける総裁選はどうあるべきかを議論して、実施に移していくことが大事だ」と述べた。

 同時に「国民の関心も非常に高いし、派閥を解消して初めて行われる総裁選だ」と強調。「できるだけ多くの所で政策を述べ合うのは非常に大切だが、コストがかかる」とも語った。

 選挙期間に関しては「長ければ費用がかかり、短ければ候補者の政策が行き届かないこともある。バランスを取るのが大事だ」と指摘した。