都内でウクライナフェス初開催 避難民らが支援呼びかけ

AI要約

ロシアの侵攻が続く中、ウクライナ避難民らが企画したイベントが都内で初開催。現状や文化を伝える試みに多くの人が訪れる。

ウクライナからの避難民らが企画したイベントは現状を知って支援を呼びかけ。料理や工芸品の展示、アーティストによる演奏などが会場を彩る。

イベントは21日まで開催され、売り上げはウクライナの支援に充てられる。来場者からは早い復興と静かな生活を願う声も聞かれる。

都内でウクライナフェス初開催 避難民らが支援呼びかけ

 ロシアの侵攻が続く中、ウクライナの現状や文化を伝えようと避難民らが企画したイベントが都内で初めて開かれ、初日から多くの人が訪れました。

 今回のイベントは、ウクライナの現状をより多くの人に知ってもらい支援につなげようと、ウクライナからの避難民とその家族らが企画したものです。企画者の1人でロシアの侵攻直後にウクライナ東部・ハルキウから避難してきたイリーナさんは、「自分の目でウクライナを感じてもらいたい」とイベントへの想いを語りました。

 会場には、ウクライナの家庭料理や工芸品など約30店舗が並び、ウクライナの魅力を発信しました。特設ステージでは日本で避難を続ける学生やウクライナから来日したアーティストらが歌や演奏を披露し、会場を盛り上げました。また、イベントにはウクライナとアメリカの駐日大使も参加し、ウクライナへの支援を呼びかけました。

「もう(侵攻が始まって)2年ですよね。人々は疲れていると思うので、一刻も早く静かな生活ができるように。復興のお手伝いだったら私たちにもいろいろできると思うので」(来場者)

 イベントは21日まで開かれ、売り上げはすべてウクライナの支援に充てられるということです。(ANNニュース)