解熱鎮痛薬を自主回収 アラクス、1万6千箱

AI要約

名古屋市の製薬会社アラクスが自主回収する解熱鎮痛薬について発表。

製品に使用された原料に問題があり、健康被害の報告はないとしている。

回収対象の商品や問い合わせ先などの詳細情報も提供されている。

解熱鎮痛薬を自主回収 アラクス、1万6千箱

 名古屋市の製薬会社アラクスは19日までに、解熱鎮痛薬「オトナノーシンピュア」約1万6千箱を自主回収すると発表した。承認書に記載のない製造所の原料を使用したため。現時点で健康被害の報告はなく、同社は「重篤な健康被害が発生するおそれはない」としている。

 回収対象は24錠入りと48錠入りで、いずれも使用期限が2027年2月のロット番号が「C066」と「C067」の商品。今年3~7月にかけて出荷された。現在は出荷を見合わせている。

 問い合わせは通話無料のお客様相談室、電話(0120)225081。平日の午前9時から午後4時半まで受け付ける。同社ウェブサイトからも手続き可能。