関空のジェットスターで国内線欠航 WindowsPC不具合で影響

AI要約

マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」搭載パソコンで大規模な障害が発生し、関西国際空港で搭乗手続きが停止するトラブルが発生。

関空発着のジェットスター・ジャパン国内線計6便が欠航し、乗客は手続き待ちで列ができた。

自動チェックイン機の使用不可表示を乗客が目にし、サーバーダウンによる欠航が伝えられる中、乗客は困惑とショックを表明。

関空のジェットスターで国内線欠航 WindowsPC不具合で影響

 マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」を搭載したパソコンで大規模な障害が発生した問題で、関西国際空港でも19日、格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンの搭乗手続きが停止するトラブルなどが起きた。

 ジェットスターによると、この影響で関空発着の国内線計6便が欠航。第1ターミナルの出発カウンターは手続きを待つ乗客が列を作った。

 自動チェックイン機は「この端末は、ご使用できません」と表示される状態が続き、対応に追われた係員は乗客に「サーバーダウンのため欠航します。復旧するまで対応できません」と呼びかけた。

 出張で大阪に来ていた千葉県富里市の会社員、津田諒大さん(35)は「成田便が欠航して帰れなくなり、とてもショックです。システムがしっかりしてほしい」。同県木更津市の会社員女性(32)は「つらいです。明日の午前中に千葉で仕事がある。どうすればいいのか」と困惑していた。【中村宰和】