元園長らの有罪確定 女児バス置き去り死 静岡

AI要約

静岡県牧之原市の認定こども園で3歳の河本千奈ちゃんが熱中症で死亡した事件で元園長と元担任が業務上過失致死罪で有罪判決を受けた。

判決は禁錮1年4月と禁錮1年、執行猶予3年の判決が下され、双方が控訴しなかったため確定した。

被告は河本ちゃんを通園バスに取り残した過失が致命的とされ、裁判所は厳しい判断を下した。

 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で2022年9月、河本千奈ちゃん=当時(3)=が通園バス内に取り残され熱中症で死亡した事件で、業務上過失致死罪に問われた元園長増田立義被告(75)と元担任西原亜子被告(48)の有罪判決が19日、確定した。

 検察、被告側双方が期限の18日までに控訴しなかった。

 一審静岡地裁は4日の判決で、増田被告に禁錮1年4月、西原被告に禁錮1年、執行猶予3年を言い渡していた。