感電周知を怠ったか 現場責任者を書類送検 JR東日本の新幹線作業員感電事故

AI要約

2024年1月、停電の影響で東北新幹線などが運休し、復旧作業をしていた作業員が感電して大けがをした事故で、警察が50代の現場責任者を書類送検した。

事故原因は架線トラブルによる停電で、作業員が感電して大けがを負ったことから捜査が行われた。

50代の男性は感電の恐れを周知する義務を怠った疑いがあり、業務上過失傷害で書類送検されて容疑を認めている。

感電周知を怠ったか 現場責任者を書類送検 JR東日本の新幹線作業員感電事故

2024年1月、停電の影響で東北新幹線などが運休し、復旧作業をしていた作業員が感電して大けがをした事故で、警察が18日、50代の現場責任者を書類送検したことがわかりました。

この事故は2024年1月、東北新幹線などが架線トラブルに伴う停電で運休し、さいたま市の現場で復旧作業をしていた50代の作業員が感電して全身をやけどする大けがをしたものです。

警察は事故原因を捜査していましたが、捜査関係者によりますと、現場責任者だった50代の男性が作業員に対し、感電の恐れがあることなどを周知する必要があったのに怠っていた疑いがあることが分かったということです。

警察は18日、50代の男性を業務上過失傷害の疑いで書類送検していて、男性は容疑を認めているということです。