学童保育の元園長書類送検、滋賀 プールで小1男児溺死事故

AI要約

滋賀県長浜市で昨年7月、小学1年の男児が放課後児童クラブでプールで溺れて死亡した事故で、学童保育所の元園長が業務上過失致死の疑いで書類送検された。

元園長は溺れる可能性があることを予見し、監視や注意義務を怠り、男児が溺れていることに気付かず死亡させた疑いがかけられている。

事故当時プールには45人の児童がおり、元園長を含む4人の監視員がいたが、事故を防ぐことができなかった。

 滋賀県長浜市で昨年7月、当時小学1年の男児が放課後児童クラブ(学童保育)の活動中にプールで溺れて死亡した事故で、県警は18日、事故防止のための注意義務を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで、学童保育所の大谷琢央・元園長(50)=長浜市=を書類送検した。

 書類送検容疑は昨年7月26日午後1時ごろ、同市野瀬町の屋外プールで活動中、児童が溺れる危険性があると予見できたのに、現場を常に監視するなどの注意義務を怠り、同市神照町の田中大翔さん=当時(6)=が溺れていることに気付かないまま死亡させた疑い。

 県警によると、事故当時プールでは児童45人が泳いでおり、監視員は元園長を含めて4人いた。