東海地方 夏休み初日は不安定な空模様 山や川のレジャーは急な雨や落雷に注意

AI要約

夏休み初日の天気は変わりやすく、午後には不安定な状態になる見込み。

川のレジャーには特に注意が必要で、上流の局地的大雨による増水に注意が必要。

太平洋高気圧の勢力が強まり、21日以降は晴れる日が続くも、26日には雨の所がある見込み。

東海地方 夏休み初日は不安定な空模様 山や川のレジャーは急な雨や落雷に注意

明日20日から、夏休みの始まる所も多いのではないでしょうか。夏休み初日は、変わりやすい天気となりそうです。太平洋高気圧の勢力が弱まり、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。気温の上がる午後を中心に、大気の状態は不安定となるでしょう。

午前中は、沿岸部は晴れ間の出る所が多いでしょう。雲のすき間から強い日差しが照り付けそうです。岐阜県は雲が広がり、雨の降る所がある見込みです。午後になると、沿岸部も含め所々でにわか雨があり、雷を伴って雨脚の強まる所もありそうです。内陸部は、バケツをひっくり返したような激しい雨の降る所もあるでしょう。晴れていても、天気の急変にご注意ください。

自分のいる場所は晴れていても、局地的な大雨によって被害を受ける場合があります。夏休みの川のレジャーは、特に注意が必要です。川の上流に発達した雨雲がかかり増水すると、雨の降っていない下流でも危険な状態になる恐れがあります。上流の局地的大雨を知るポイントは、3つあります。水かさが急に増えること・水が濁ること・木の枝などが流れてくることです。このほか、雨雲レーダーなどで上流の雨の状況を確認することも大切です。天気予報で「大気の状態が不安定」という言葉を聞いたときは、特に急な増水などにご注意ください。また、ダムの放流を知らせるサイレンが聞こえた場合も、必ず川から離れてください。

21日(日)は太平洋高気圧の勢力が強まり、夏空が広がるでしょう。大気の不安定な状態も、解消する見込みです。

22日(月)以降も晴れる日が多い見込みです。山間部では夕立にお気を付けください。

26日(金)は湿った空気の影響で、沿岸部で雨の所があるでしょう。

しばらくは暑さが厳しく、名古屋や岐阜など体温超えの危険な暑さとなる日もありそうです。熱中症への警戒は緩めないようにしましょう。