さあ夏休み 広島県内の小中学校で終業式や最後の授業

AI要約

広島県内の小中学校では夏休み前の最後の授業や1学期の終業式が行われ、広島市の原小では暑さ対策を施し挨拶が交わされた。

教師や生徒は夏休みを迎える前に注意事項や楽しみを共有し、成長や安全への意識を高めた。

広島県内の公立学校は8月1日までに夏休みに入り、充実した休暇を過ごす準備を整えている。

さあ夏休み 広島県内の小中学校で終業式や最後の授業

 広島県内の多くの小中学校で19日、夏休み前の最後の授業や1学期の終業式があった。

 675人が通う広島市安佐南区の原小では、暑さ対策のため、校内放送で全校朝会を開いた。森川敦子校長は、教室内のテレビの画面越しに「夏休みはいつもはできないことに挑戦できる。これをやった、成長したと思える期間にしよう」と呼びかけた。お金の貸し借りはしない、スマートフォンは他人に触らせないなど生活面での注意事項も確認した。

 3年2組の教室では、担任の北條佳奈教諭(42)が「出かけ先でも交通ルールを守り、楽しく過ごそう」と語った。川辺福空(ふく)さん(8)は「家族で遊園地へ遊びに行くのが楽しみ。サッカークラブの試合もたくさんあるから頑張りたい」と意気込んだ。

 県教委によると、県内の公立小中、中等教育学校、義務教育学校の計673校は、8月1日までに順次、夏休みに入る。