6月の消費者物価指数は2.6%上昇 電気ガスの補助減額でエネルギー価格が上昇
6月の全国の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除く指数が前年比2.6%上昇。
エネルギー価格の上昇幅が拡大し、果物ジュースや菓子類の価格も大きく上昇。
おにぎりなどの調理食品も値上がりし、2カ月連続で上昇が続いている。
総務省が発表した6月の全国の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除く指数が前年の同じ月と比べ2・6%上昇しました。
5月に続いて2カ月連続で上昇幅が拡大しています。
政府による電気とガスの補助金が減額された影響で、エネルギー価格の上昇幅が拡大したことが要因の1つです。
また、天候不順などによるオレンジの不作から果実ジュースの価格が32・1%と、5月に続いて大きく上昇しました。
さらに、せんべいなどの菓子類も前の年の同じ月と比べて5.0%上昇し、調理食品、なかでもおにぎりが8・3%上昇しています。