英語やチアダンスも学べる!放課後の学校施設をフル活用 学童増やして“小1の壁”の解決目指す【アスヨク】

AI要約

共働きの家庭が増える中、学童保育の不足により仕事を諦める保護者が増加している。

NPOが運営する学童保育では、放課後の学校施設をフル活用し、子どもたちに様々な勉強や習い事の機会を提供している。

「放課後NPOアフタースクール」の活動を通じて、共働きの家庭を支援し、「小1の壁」問題の解決に取り組んでいる。

英語やチアダンスも学べる!放課後の学校施設をフル活用 学童増やして“小1の壁”の解決目指す【アスヨク】

共働きの家庭が増えるとともに課題となっている、“小1の壁”。学童保育の不足により仕事を諦める保護者が増えるなか、放課後の学校施設をフル活用し、“小1の壁”問題の解決に取り組むNPOがあります。

放課後の小学校の音楽室で、女の子がピアノのレッスンを受けています。ここは、放課後の学校施設をフル活用した学童保育です。

NPOが運営し、市民から先生を募集。英語やチアダンスなど勉強や習い事を教えてくれます。こうした場を増やす活動を行っているのが、「放課後NPOアフタースクール」の平岩国泰さんです。

平岩さんは、「保護者にとっても、子どもの放課後が充実しているというのは、自分の人生の充実と非常に関係が深いと思うんです」と話します。

そうした中、共働きの家庭が増えるとともに課題となっているのが、“小1の壁”です。学童保育の不足により、仕事を諦める保護者が増えているといいます。

「保育園の時代はちゃんと夕方まで(預けられる)。小学校にあがると、小学校の1年生って(学校が)早く終わっちゃいますので、お父さん、お母さんの仕事と生活の両立が苦しくなってくる」

その解決策の1つが、学童保育を増やすことです。2児のパパでもある平岩さんは、自治体と連携し、豊かで安全な放課後作りと“小1の壁”問題の解決に取り組んでいます。

「“小1の壁”がない状態にしたいなと思うので、子供にとってもハッピーだし、保護者にとってもそれが一番嬉しい未来じゃないかなと思います」

子どもたちの学びの場にも、保護者の仕事を続けられる可能性の場にもなる“学童”を作り続ける平岩さんの活動はあすも続きます。

(「イット!」7月15日放送より)