週末は次々と梅雨明けか 梅雨明け後は猛暑とゲリラ豪雨に注意

AI要約

気象庁によると、九州南部が梅雨明けし、九州北部から関東甲信にも梅雨明けが近づいている。

梅雨明け後は猛暑が戻り、熱中症対策が必要であり、局地的な激しい雨も予想される。

日本気象協会の梅雨明け予想によると、各地の梅雨明け日が示されているが、油断せずに梅雨明け後も注意が必要。

週末は次々と梅雨明けか 梅雨明け後は猛暑とゲリラ豪雨に注意

今日17日(水)、気象庁は「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。九州北部から関東甲信にかけても、まもなく梅雨明けするとみられます。梅雨明け後は猛暑が戻り、熱中症の危険度がさらに高まります。また、天気が急変し、局地的にザッと激しい雨が降るでしょう。北陸や東北の梅雨明けは、もう少し先になりそうです。

この先は梅雨前線が北日本付近に北上するでしょう。日本の南にある太平洋高気圧が勢力を強め、西日本や東日本に張り出してくる見込みです。まだ梅雨明けしていない九州北部から関東甲信では、明日18日(木)以降に晴れ間の出る日が多く、週末にかけて次々と梅雨明けの発表があるかもしれません。

強い日差しとともに気温はグングン上昇し、週後半からは再び厳しい暑さになるでしょう。20日(土)以降は、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所が多くなります。夜も寝苦しい日が続くため、昼夜問わず万全な熱中症対策を心がけましょう。

今日17日(水)、日本気象協会は2024年第4回「梅雨明け予想」を発表しました。

九州北部から関東甲信にかけて、週末には続々と梅雨明けとなりそうです。

<梅雨明け予想>

東北北部  7月23日ころ 平年より早い

東北南部  7月23日ころ 平年並み

北陸地方  7月23日ころ 平年並み

関東甲信地方 7月21日ころ 平年並み

東海地方  7月20日ころ 平年並み

近畿地方  7月20日ころ 平年並み

中国地方  7月20日ころ 平年並み

四国地方  7月19日ころ 平年並み

九州北部地方 7月20日ころ 平年並み

梅雨が明けても油断はできません。日中気温が上昇することで、地表と上空の気温差が大きくなり、局地的に雨雲や雷雲の発生する確率が高くなります。この先、晴れのマークがついている日も「発雷確率」は高く、あっという間に道路が冠水してしまうような、激しい雨の降る所があるでしょう。強い日差しが照り付けていても、空模様の急な変化にお気をつけください。

太平洋高気圧の北への張り出しが強まることで、梅雨前線も北へ押し上げられ、北日本付近に停滞する見込みです。北陸や東北は曇りや雨の日が多く、梅雨明けはもう少し先になるでしょう。特に20日(土)日中にかけて、局地的に激しい雨が降り、北海道も含めて雨量が多くなる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などにご注意ください。

スッキリしない天気ですが気温は高めで、日中は30℃を超える日が多くなりそうです。