激辛ポテチで高校生が緊急搬送 イシハラクリニック石原新菜医師「心筋梗塞などで死に至ることも」

AI要約

石原新菜医師によると、カプサイシンを含む食べ物を過剰摂取すると不整脈や心筋梗塞に至る可能性がある。

症状として、消化管の出血や嘔吐が現れるほか、血圧や心拍数の上昇によって失神することもある。

特に体が未発達の子供は、少量でも体調不良を起こす可能性があるため注意が必要。

激辛ポテチで高校生が緊急搬送 イシハラクリニック石原新菜医師「心筋梗塞などで死に至ることも」

 イシハラクリニック副院長で内科医の石原新菜医師は「カプサイシンを含む食べ物を取り過ぎると不整脈を起こして最悪の場合、心筋梗塞などで死に至ることもある。安易に(激辛を食べる)動画のマネをしないように」と警鐘を鳴らす。

 主な症状として「胃や腸など消化管の粘膜からの出血や嘔吐(おうと)がある」とし、「体が上昇した血圧や心拍数を元に戻そうとした時に脳に行く血液が少なくなり、失神してしまうこともある」と説明。

 「体が出来上がっていない子供は、大人よりも少量で体調不良になることがある」と注意喚起した。

 不調を感じた時には「牛乳などを飲んで中和することが有効。意識を失ってしまうほどひどい時には救急車を呼んでほしい」とした。