自民・茂木幹事長「1人の総裁が3年以上やってはいけないと言っていない」 自身の発言について岸田首相けん制の意図否定

AI要約

自民党の茂木幹事長は、自身が出演したネット番組で総裁の在職期間について3年がちょうどいいと発言したことについて、具体的な仕事を達成するためには3年が適していると説明した。

この発言が再選に意欲を示す岸田首相をけん制したのではないかと報じられたが、茂木氏は1人の総裁が3年以上任期を務めてはいけないという趣旨ではないと強調した。

茂木氏は次の任期に向けて新たな課題に取り組むためには3年の任期が適しており、個々の総裁に限らず、全体的な役割としての期間に言及した。

自民・茂木幹事長「1人の総裁が3年以上やってはいけないと言っていない」 自身の発言について岸田首相けん制の意図否定

自民党の茂木幹事長は16日の記者会見で、自身が出演したネット番組で党総裁の在職は「3年以内ぐらいがちょうどいい」と発言した真意を問われ、「1人の総裁が3年以上やってはいけないという話は全くしていない」と述べた。

茂木氏は会見で、「1つの仕事を具体化・達成することを考えると、時代の流れは速くなっているので、3年で1つの仕事をやり遂げる時代になっているという話をした」と述べた。そのうえで「岸田さん云々ということよりも、誰が何をしても1つの仕事をやるなら3年。次の課題に立ち向かおうとしたら次の任期になる」と述べ、「1人の総裁が3年以上やってはいけないという話は全くしていない」と強調した。

茂木氏は12日に公開されたインターネット番組で、総裁の在職期間に関し「3年ぐらいがちょうどいい」と発言し、9月末に3年の総裁任期を迎える中で再選に意欲を示す岸田首相をけん制したのではないかなどと報じられた。