5段階で最も警戒レベルが高い「緊急安全確保」が出たら? 外への避難が危険な場合も「自宅の上の階」「崖から離れた部屋」へ

AI要約

愛媛県松山市での土砂崩れにより緊急安全確保が発表された。

緊急安全確保は警戒レベル5であり、住民に危険性が伝えられる。

土砂崩れの前兆として山鳴りや水位の変動などを確認し、注意が必要。

5段階で最も警戒レベルが高い「緊急安全確保」が出たら? 外への避難が危険な場合も「自宅の上の階」「崖から離れた部屋」へ

(若狭敬一キャスター)

7月12日、土砂崩れがあった愛媛県松山市では「緊急安全確保」が発表されました。この「緊急安全確保」とはなんなのか、確認しておきましょう。

(柳沢彩美アナウンサー)

5段階ある警戒レベルのうち最も高いものが「緊急安全確保」です。雨などでがけ崩れ・浸水などの危険性がある地域の住民に対して呼びかけるものです。

(若狭)この警戒レベル5の緊急安全確保が発表されたら、どうすればいいのか。

(柳沢)もう既に災害が発生している可能性があります。「命の危険が迫っていますよ、直ちに安全を確保してください」と呼びかけるもので、家の外に避難することがかえって危険な場合があるということも指しているんです。

その場合は、ご自宅の上の階に行くか、崖から離れた部屋に移動するなどの行動をとっていただければと思います。

(若狭)では、土砂崩れの前兆を確認しておきましょう。

■「山鳴り」「水位が下がる」「腐った土の匂い」は前兆

(柳沢)前兆がないまま土砂崩れが起こることもありますが、前兆というのは、例えば「ゴー」という山鳴りがしたり、急に川が濁ったり、あるいは雨が降っているのに川の水位が下がったり、さらに腐った土の匂いがする、樹木や電柱が傾くなどこういった現象が土砂崩れの前兆です。

この季節は、プール、雨、土砂災害などにくれぐれもお気をつけください。