大阪地検検事正の在任中、性的暴行か 64歳を準強制性交等罪で起訴

AI要約

大阪地検検事正の在任中に女性に性的暴行を加えたとして逮捕された弁護士の北川健太郎容疑者について、大阪地検は準強制性交等罪で起訴した。

北川被告は2018年2月~19年11月の間、女性に性的暴行をしたとされ、準強制性交等罪は抵抗できない状態の相手に暴行した際に適用される。

北川被告は大阪地検や高検で要職を歴任し、最終的に大阪地検検事正に就任。定年を待たずに退官し、弁護士に転身していた。

大阪地検検事正の在任中、性的暴行か 64歳を準強制性交等罪で起訴

 大阪地検検事正の在任中に女性に性的暴行を加えたとして逮捕された弁護士の北川健太郎容疑者(64)=京都府=について、大阪地検は12日、準強制性交等罪で起訴した。

 関係者によると、北川被告は大阪地検トップの検事正を務めていた2018年2月~19年11月の間、女性に性的暴行をしたとして逮捕された。準強制性交等罪は飲酒などの影響で抵抗できない状態の相手に暴行した際に適用される。

 被告は大阪の地検や高検などで主要なポストを歴任。大阪高検次席や最高検刑事部長などを務めた後、大阪地検検事正に就任した。19年11月、定年を待たずに退官し、大阪弁護士会所属の弁護士に転身していた。【高良駿輔】