元上司らをネットで中傷、町主幹職員を減給1年の懲戒処分に

AI要約

高知県佐川町健康福祉課の男性職員が元上司らを中傷した罰金事件で、主幹が減給1年の懲戒処分を受けた。

町は懲戒委員会や第三者委員会の調査結果を考慮して処分し、町長は信頼回復に努める姿勢を示した。

SNSの利用ガイドライン徹底や全職員の協力を呼びかけ、町民の信頼回復を図る。

 高知県佐川町健康福祉課の50歳代男性職員が元上司らをインターネット上で中傷したなどとして、2023年8月に名誉毀損罪で罰金10万円の略式命令を受けた問題で、町は11日、主幹の男性職員を同日付で減給1年(5分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 町は懲戒委員会を設け、第三者委員会の調査報告書も踏まえ、処分を行った。片岡雄司町長も、減給1か月(10分の1)とする議案を町議会に提出する。

 片岡町長は「町民の信頼を裏切り、深くおわびする。SNSの利用に関するガイドライン(指針)を職員に徹底し、信頼回復に向けて一丸となって全力を尽くす」とのコメントを出した。