「選挙違反じゃないの?」都知事選の政見放送で脱いだ女性候補が発信の『げんこつ鰻』、店が一転キャンペーン終了

AI要約

内野愛里氏が政見放送で「げんこつ鰻」というワードを使用し、新たな騒動を引き起こした。

内野氏は選挙活動中にセクシーな姿を見せる一方、選挙後にネット上で「げんこつ鰻」を宣伝し、問題となった。

その後、宣伝先の店舗が選挙違反ではないかと疑念を持たれ、キャンペーンを早めに終了させた。

「選挙違反じゃないの?」都知事選の政見放送で脱いだ女性候補が発信の『げんこつ鰻』、店が一転キャンペーン終了

 7日投開票の東京都知事選で落選した内野愛里氏(31)が、政見放送で発した「げんこつ鰻」というワードで、新たな騒動を起こしている。

 「カワイイ私の政見放送を見てね」代表として都知事選に立候補した内野氏は、政見放送で「巨乳、美乳、美尻、元祖音声配信者、萌え声普及委員会カワイイ向上委員会会長、カワイイの伝道師、トップオブ女神様」と紹介されて登場。収録途中に「はあ、暑いね。緊張で暑くて困っちゃうわ」と言うと、いきなり上着のシャツを脱いでチューブトップ姿に。「かわいいだけじゃなくてセクシーでしょ?どう?やだ、そんな目で見ないで」と視聴者に語りかけ、その大暴走は海外のニュースでも取り上げられる騒ぎとなった。

 しかし、内野氏が政見放送で「好きな食べ物は、お肉、お魚、げんこつ鰻」と発言したことが、別の騒動に発展。内野氏は政見放送の後、自身のTikTokに投稿した動画で「みんな、どれくらい『げんこつ鰻』って検索したかな?騙された人はコメントしてね」と発信。さらに選挙終了後にもTikTokに、都内の店舗で「げんこつ鰻」を購入して食べる動画を公開。動画の最後には「げんこつ鰻 Xをフォローして内野愛里と言うと500円で食べられます!」と同店舗を紹介し、自身のX(旧ツイッター)でも告知した。

 だが11日、この店舗がXで「この度、お客様から選挙違反じゃないの?とご質問をいただきました」「ただし、宣伝のために選挙立候補者さんへ広告または寄付をしたり、お願いしたことは一切ございません」「しかしながら、いちファンとしてフォロワーをお持ちのファンのお客様なら、選挙後に割り引きキャンペーンを行おうとしたのは事実でございます」などの声明を発表し、突如として22日までの予定だったキャンペーン終了を告知した。

 公職選挙法では、政見放送で特定の商品の広告その他営業に関する宣伝が禁止されている。