「給食食べにおいでよ！」不登校支援のひとつ給食センターを開放 東京・八王子市
AI要約
八王子市が学校に行きづらい子どもたちに給食センターで給食を提供する取り組みを行っている。夏休み期間中は1食300円で貧困家庭も対象になっている。
市内の4つの給食センターを開放し、不登校の小中学生と保護者を対象に学校給食を提供しており、児童・生徒は無料で保護者は1食330円となっている。
2023年2月から始まった取り組みで、昨年度は64人の小中学生が913回利用し、子どもたちや保護者から喜びの声が寄せられている。
東京・八王子市は「学校に行きづらい子どもたちに第二の居場所を」と給食センターで給食を提供する取り組みを行っています。夏休み期間中は貧困家庭なども対象に1食300円で提供するということです。
八王子市は、市内にある4つの給食センターをすべて開放し、不登校の小中学生と保護者を対象に学校給食を提供しています。
児童・生徒は無料で保護者は1食330円です。市によりますと、取り組みは2023年2月から始めていて、全国でも珍しいということです。
昨年度は、64人の小中学生が延べ913回利用したといいます。
11日に給食センターに給食を食べに来た中学2年の男子生徒は「教室には入りづらいが、学校の給食は好きなので嬉しい」と完食し、母親は「居場所のひとつに給食センターがあると思えるのは安心感が全く違う」と話していました。
八王子市は、学校給食がなくなる夏休み期間中は1食300円で貧困家庭なども対象に提供するということです。
