東京都が声明 ネットで物議の「駐日イスラエル大使&小池都知事」2ショット受け正式説明

AI要約

東京都知事選挙で小池氏が3選を果たし、駐日イスラエル大使が祝福のSNS投稿を行った。

蓮舫氏も投稿し、イスラエル情勢を受けて物議を醸した写真に対し抗議を要請。

東京都は写真が2022年に撮影されたことを説明。駐日イスラエル大使の来訪目的も明らかにした。

東京都が声明 ネットで物議の「駐日イスラエル大使&小池都知事」2ショット受け正式説明

 東京都の公式SNSが10日に更新され、ネット上で話題となっている小池百合子都知事と駐日イスラエル大使ギラッド・コーヘン氏の写真について言及した。

 7日に投開票された任期満了に伴う東京都知事選。史上最多の56人が立候補し、現職の小池氏が270万票以上を獲得し3選を果たした。

 小池氏の当選を、駐日イスラエル大使・ギラッド・コーヘン氏がSNSを通じ祝福。小池氏との2ショットを掲載し「小池さん、東京都知事再選おめでとうございます!あなたの継続的なリーダーシップは感動的であり、東京とイスラエルの絆がさらに強化されることを期待しています。新任期のご多幸をお祈りします」と投稿した。

 この投稿が、昨今のイスラエル情勢を受けネット上で物議を醸した。都知事選に落選した蓮舫氏も「敗者ですが言わせてください。当選直後にこの外交は私の考えではあり得ません。都民の1人としても、とても残念です」と投稿。

 のちに、この写真が2022年に撮影されたものだと発覚し「それならばこそ、きちんと抗議撤回を要請して欲しいです」と呼びかけていた。

 東京都は公式アカウントを通じ、この2ショットについて「駐日イスラエル大使は、2022年4月に着任挨拶のため東京都庁に来られました」と説明。「ご参考までに」とした。