甘くて涼しげ「空中スイカ」ぶら~ん 暑いまち多治見の夏の風物詩

AI要約

多治見市で空中にぶら下げて育てる「空中スイカ」が実っている

本町オリベストリート地区では地域の人々が7年前からスイカの栽培を始めている

スイカ栽培の指導役の安藤一成さんは「見た目が涼しいだけでなく、水分補給もできます」と話す

甘くて涼しげ「空中スイカ」ぶら~ん 暑いまち多治見の夏の風物詩

 岐阜県多治見市で、空中にぶら下げて育てる「空中スイカ」がたわわに実っている。市中心部の観光スポットなどの道沿いで栽培され、涼しげな光景が道行く人たちを楽しませていた。

 明治から昭和初期に建てられた商家や蔵が並ぶ市内の本町オリベストリート地区では「暑い町の夏の風物詩にしたい」と、7年前から地域の人たちなどが空中スイカの栽培を始め、今年は13カ所で32鉢のスイカを育てている。空中で育てると、実に満遍なく日が当たることで甘みが増すという。

 スイカ栽培の指導役の安藤一成さん(77)は「見た目が涼しいだけでなく、水分補給もできます」。(寺西哲生)