マネロン事件で主犯格逮捕 公開手配の男2人、大阪

AI要約

大阪府警が犯罪収益のマネーロンダリングを請け負うグループを摘発し、主犯格とみられる2人を逮捕。

容疑は実態のない会社を設立し、約559万円を法人口座に送金したとされる。

2人は国外に逃亡していたが、情報を手に入れた府警が警戒を厳重化し、関西空港で逮捕に成功した。

 犯罪収益のマネーロンダリング(資金洗浄)を請け負うグループが摘発された事件で、大阪府警は9日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑などで主犯格とみられるいずれも住所、職業不詳の石川宗太郎容疑者(35)と山田浩輔容疑者(39)を逮捕した。公開手配し行方を追っていた。資金洗浄の仕組みなど事件の全容解明を進める。

 府警によると、2人は2月に日本を出国。今月9日に帰国するとの情報を府警が入手し、2人がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港から関西空港に到着したところ、逮捕された。

 2人の逮捕容疑は、共謀して、実態のない会社を設立。約559万円を、開設した法人口座に送金したなどの疑い。