万博の子ども無料招待事業に反対 保護者らが署名活動 大阪・豊中

AI要約

大阪府が2025年の大阪・関西万博で子どもを無料招待する事業に反対する保護者の会が豊中市で記者会見を行い、署名活動を呼びかけた。

保護者の主張として、爆発事故が発生した会場建設現場の安全性への懸念が示された。

会は今後、署名とともに市の関係機関に要望書を提出する予定である。

万博の子ども無料招待事業に反対 保護者らが署名活動 大阪・豊中

 2025年大阪・関西万博に子どもを無料招待する大阪府の事業を巡り、豊中市立小中学校に通う児童生徒の保護者でつくる「万博校外学習を心配する親子の会」が8日、市内で記者会見し、事業に反対する署名への協力を呼び掛けた。

 会は6月中旬に署名活動を始め、市民を中心に200筆が集まったという。7月末には、署名と共に市長や市教育長に要望書を提出する。

 世話人を務める山田紗保さん(42)は、会場建設現場で爆発事故が発生したことを挙げ、「危険な場所に、安全を確認しないまま子どもたちを連れて行くことは認められない。参加するかどうかは個々の家庭で決めるべきだ」と主張した。

 詳細は会事務局(stop.banpakuensoku@gmail.com)。【中田敦子】