「ADHDと診断されて、お母さんは大泣きしました」天皇の誕生日を祝って炎上→高校退学した“女子高生のその後”

AI要約

くりおねさんが9年前に天皇誕生日を祝って投稿したツイートが炎上し、その経緯について語られている。

投稿は当時流行していた誕生日デコの一環であり、一部からは褒められる一方で批判もあった。

投稿後、担任の先生や家族からの指導によりすぐに削除されたが、くりおねさん自身は当初炎上だと感じなかった。

「ADHDと診断されて、お母さんは大泣きしました」天皇の誕生日を祝って炎上→高校退学した“女子高生のその後”

「天皇誕生日おめでと あんま絡みないけど、素敵な82歳にしてね」――今から9年前の12月23日、天皇(現上皇)の誕生日を祝って炎上したのがくりおねさん(24歳)だ。

 当時、高校生だった彼女はなぜそんなツイートをしたのか? そして、その炎上が人生に与えた影響とは…‥? インタビュー前編をお届けする。(全2回の1回目/ 後編 を読む)

◆◆◆

――まず「天皇たんおめツイート」について。9年前、どのような気持ちであれを……?

くりおね 天皇誕生日って、日本だと祝日ですよね。もともと私の家は記念日や祝日といったお祝いごとが好きなんです。だから天皇誕生日もあまり深くは考えず、七夕だから短冊飾ったみたいな感じでお祝いツイートをしたんです。こう言っちゃうと、また叩かれるのかもしれないですけど。

――9年前の投稿画像には、天皇陛下の写真をハートで囲み、「祝82才♡♡ 我らが天皇♡♡」と手書きメッセージを添えて。さらにセーラームーンのスタンプと「HAPPY BIRTHDAY」というセリフもデコレーションしていました。

くりおね 当時、高校生の間で、誕生日デコが流行っていたんですよね。それで天皇にも同じことをしたら面白いかなと思って。でも別に私が日本で初めて天皇誕生日にツイートしたわけでもないんですよ。ただ投稿した画像がキャッチーなだけで。

――投稿したら、あっという間に反響が?

くりおね 0時過ぎに投稿したんですけど、朝起きたらリプ欄がすごいことになってて。「親の顔が見てみたい」というツイートを私の家族が見て爆笑するなんてこともありましたね(笑)。

 ただ、バズったあとにすぐ担任の先生から連絡が来て。投稿の削除とリプライに返信しないことを命じられました。「学校が言うなら消したほうがいいんじゃない?」とお母さんからも言われて、その投稿はすぐ削除しましたね。私、意外と親のしつけが厳しくて、この世でいちばん怖い存在がお母さんだったんです。

――「炎上」してるなと思いましたか?

くりおね そもそも炎上って何なんですかね? リプ欄には「不敬だ」と批判する人もいましたが、面白がって褒めてくれる人もいたし……。

――批判についてどう思いましたか?

くりおね まぁ、今となってはその気持ちもちょっとわかるよぐらいですかね。