自民・石井政務官、寄付で税優遇 党支部に932万円

AI要約

自民党の石井拓経済産業政務官が、自身が代表を務める党支部に2021年に計約932万円を寄付し、所得税の一部を控除されていたことが判明。

石井氏は私費を運転資金として投じ、22年以降は控除を受けていないと説明。

石井氏は21年10月に初当選し、支部に寄付を繰り返していたが、同支部からも選挙関係費の名目で寄付を受けていた。

 自民党の石井拓経済産業政務官=衆院比例代表東海ブロック=が、自身が代表を務める党支部に2021年に計約932万円を寄付し、所得税の一部を控除されていたことが分かった。

 石井氏は6日、名古屋市内で記者団の取材に「私費を運転資金として投じ、ルールに基づき所得控除を受けた。22年以降は受けていない」と述べた。

 石井氏は21年10月に初当選。自民党愛知県第13選挙区支部の政治資金収支報告書によると、石井氏は同年3~12月、8回にわたり同支部に計約932万円を寄付した。一方、同年11月には同支部から選挙関係費の名目で1200万円の寄付を受けていた。