第50回長州「正論」懇話会 本紙・古森客員特派員 「安倍氏の実績を活かせ」

AI要約

長州「正論」懇話会の第50回講演会が開催され、古森義久氏が「安倍晋三とアメリカ」と題して講演した。

古森氏は安倍元首相の功績に言及し、日本と米国の関係について述べた。

安倍氏の死後も、彼の貢献を生かすことが重要であると指摘された。

第50回長州「正論」懇話会 本紙・古森客員特派員 「安倍氏の実績を活かせ」

長州「正論」懇話会の第50回講演会が5日、山口県下関市の市生涯学習プラザで開かれ、麗澤大特別教授で本紙ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏が「安倍晋三とアメリカ」と題して講演した。

古森氏は、安倍晋三元首相が暗殺され、8日で三回忌を迎えることに触れ、「安倍氏を語ることは日本のあり方を語ることだ。彼は一貫して日本という国家のゆがみを正し、普通の国にしようと努めた」と述べた。

その上で、米国の評価は第1次政権と第2次政権で大転換し、特に安全保障政策は称賛され、その軌跡は日本外交史上、特筆すべきだと指摘。米国では、その死を日本以上に悼んだとし、「米国との関係を緊密にし、信頼を深めた安倍氏の実績をどう生かすかが喫緊の課題となる」と訴えた。