核ごみ調査、審議実質終了 北海道2町村、次段階の対象に 経産省

AI要約

経済産業省は、北海道の寿都町と神恵内村で行われている原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定に関する文献調査の報告書審議が行われ、両町村が次段階の概要調査の対象になる可能性が高いことが了承された。

審議は実質的に終了し、今夏をめどに報告書が決定され、北海道知事や両町村長に送付される予定で、概要調査に向けた住民説明会が開催される見通し。

寿都町と神恵内村が原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場に選ばれる可能性が高まっていることが示された。

 経済産業省は4日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場を選定するため、北海道の寿都町と神恵内村で実施している「文献調査」の報告書に関する審議を行い、一部を除き2町村とも次段階の「概要調査」の対象になり得るとの案がおおむね了承された。

 

 これにより審議は実質的に終了し、今夏をめどに報告書を決定。その後北海道知事や両町村長に送付され、概要調査に向けた住民説明会が始まる見通しだ。