岸田首相、旧優生保護法訴訟の原告に月内面会…「心から深くおわびを申し上げる」

AI要約

岸田首相は、旧優生保護法を「違憲」とした最高裁判決について、政府として真摯に反省し、賠償を速やかに行う考えを示した。

首相は、新たな補償のあり方について早急に結論を出すため、担当閣僚に指示したことを明らかにした。

首相は月内に原告と面会し、反省とおわびの言葉を直接伝える意向も表明した。

 岸田首相は3日夕、旧優生保護法を「違憲」として国に賠償を命じた最高裁判決について「重く受け止めている。政府として真摯(しんし)に反省し、心から深くおわびを申し上げる」と述べ、判決に基づく賠償を速やかに行う考えを示した。新たな補償のあり方について、可能な限り早急に結論を出すため、担当閣僚に指示したことも明らかにした。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。首相は月内に原告と面会し、反省とおわびの言葉を直接伝える意向も表明した。