「国民に慕われることを期待」 首相、3日発行の新紙幣に言及

AI要約

岸田文雄首相は、新しいデザインの紙幣について語り、国民の期待に応えることを述べた。

今回の紙幣刷新は20年ぶりで、1万円札、5000円札、1000円札それぞれに異なる人物の肖像が採用される。

肖像には、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎など、それぞれ日本の歴史や文化を象徴する人物が選ばれた。

「国民に慕われることを期待」 首相、3日発行の新紙幣に言及

 岸田文雄首相(自民党総裁)は2日の党役員会で、3日に発行される新しいデザインの紙幣について「日本の資本主義、女性活躍、科学技術、イノベーションを代表する人物を肖像とする。時代にふさわしい紙幣、国民に慕われることを期待する」と述べた。

 紙幣の刷新は2004年以来20年ぶりとなる。新しい1万円札の肖像は「日本の資本主義の父」と称される実業家の渋沢栄一、5000円札は津田塾大創始者の津田梅子、1000円札は破傷風の治療法を確立した微生物学者の北里柴三郎を採用した。【加藤明子】