送迎バスの置き去り事故を防ぐ 非常ボタンや運転席のクラクションを鳴らすなど 園児自ら助けを求める訓練

AI要約

三重県鈴鹿市の幼稚園で、熱中症リスクの高い時期に園児が自衛するための訓練が行われました。

園児は車内に取り残された際の対処法を学び、非常ボタンを押したりクラクションを鳴らしたりする方法を練習しました。

幼稚園では、置き去り事故防止のために教室内でも園児の確認を徹底し、対策を行っています。

送迎バスの置き去り事故を防ぐ 非常ボタンや運転席のクラクションを鳴らすなど 園児自ら助けを求める訓練

不幸な事故から園児も自衛。バスへの置き去りを防ぐ訓練が行われました。

(音声)

「車内に人がいます。確認してください」

この訓練は熱中症のリスクが高まるこの時期に、送迎バスに取り残されないよう園児が自ら助けを求める方法を学ぶため、三重県鈴鹿市の幼稚園が行いました。

園児らは手が届く低い位置に取り付けられた非常ボタンを押したり、運転席のクラクションを鳴らしたりして、車内に取り残された際の対処法を学びました。

(すずか幼稚園 太田久裕園長)

「熱中症対策は一番心配。置き去りを絶対なくすという形で取り組んでいきたい」

この幼稚園ではブザーなどに頼るだけではなく、教室内でも園児の人数を改めて確認するなど対策を徹底することで、置き去り事故防止に努めたいとしています。