知人宅に侵入し着物や帯、通帳など盗んだとして起訴された中学教諭「困らせてやりたいと思った」

AI要約

福岡県宇美町立中学校の教諭が知人宅に空き巣に入り、逮捕・起訴された事件について、31歳の被告が懲戒免職処分を受けた。

被告は2019年に採用され、22年8月に知人宅に侵入し125万円相当の品物を盗むなど犯罪を繰り返し、県教委が処分を下した。

被告は「知人を困らせたいと思ったが、申し訳ない」と語り、県教委は深くおわびを述べた。

 知人宅に空き巣に入ったとして逮捕、起訴された福岡県宇美町立中学校の教諭の被告(31)について、県教育委員会は28日、懲戒免職処分にした。

 県教委の発表によると、被告は2019年4月採用。22年8月に町内の知人宅に侵入し、着物や帯、通帳など13点(約125万円相当)を盗んだとして住居侵入、窃盗両罪で今年3月、福岡地検に起訴された。昨年4月23日には別の知人の車のガラスを割ったとして、今年5月に器物損壊罪でも追起訴されている。

 県教委の聞き取りに、「知人を困らせてやりたいと思った。身勝手な行動で先生方や生徒たちに迷惑をかけ申し訳ない」と話しているという。県教委教職員課の中嶋健一課長は「任命権者として深くおわび申し上げる」とした。