阪神の「希望の灯り」、能登へ 地震から半年の追悼式に向け

AI要約

神戸市中央区の公園「東遊園地」で28日、阪神大震災(1995年)の犠牲者を悼むガス灯「希望の灯(あか)り」を、能登半島地震で大きな被害を受けた被災地に届けるため、分灯する催しがあった。

希望の灯りは2000年1月に設置。01年から各地の追悼行事へ分灯されている。

NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」の藤本真一代表理事(40)は「能登の被災地で人口が減り、閉塞(へいそく)感も見える中でも、支援を継続して寄り添い続けようという一つの象徴になってほしい」と語った。

阪神の「希望の灯り」、能登へ 地震から半年の追悼式に向け

 神戸市中央区の公園「東遊園地」で28日、阪神大震災(1995年)の犠牲者を悼むガス灯「希望の灯(あか)り」を、能登半島地震で大きな被害を受けた被災地に届けるため、分灯する催しがあった。地震の発生から半年の7月1日、石川県輪島市の仮設住宅である追悼式で約300個のキャンドルにともされる予定だ。

 希望の灯りは2000年1月に設置。01年から各地の追悼行事へ分灯されている。現地へ運ぶNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」の藤本真一代表理事(40)は「能登の被災地で人口が減り、閉塞(へいそく)感も見える中でも、支援を継続して寄り添い続けようという一つの象徴になってほしい」と語った。【大野航太郎】