# 阪神大震災

足を運んでみませんか(7月5日)
2024.07.05

足を運んでみませんか(7月5日)

 その建物は港町・神戸の海沿いに立つ。防災学習施設「人と防災未来センター」は阪神大震災の教訓を伝える。現地はかつて工業地帯だった。震災後の再開発を経て、病院や美術館が並ぶ。整った風景から、29年前の災禍を感じ取るのは難しい▼「ここに座ってみませんか」。館内を巡っていると、防災・減災の階で一人の

「1・1」神戸から能登へ鎮魂の思い 阪神大震災NPO、輪島で追悼行事
2024.07.01

「1・1」神戸から能登へ鎮魂の思い 阪神大震災NPO、輪島で追悼行事

能登半島地震から半年となった1日夕、今も避難所になっている石川県輪島市の市立町野小学校で、阪神大震災の遺族らでつくる団体が追悼行事を開いた。町野小周辺でも多くの住民が犠牲になっており、参加者らは静かに冥福を祈った。追悼行事は神戸市のNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」が

阪神の「希望の灯り」、能登へ 地震から半年の追悼式に向け
2024.06.28

阪神の「希望の灯り」、能登へ 地震から半年の追悼式に向け

 神戸市中央区の公園「東遊園地」で28日、阪神大震災(1995年)の犠牲者を悼むガス灯「希望の灯(あか)り」を、能登半島地震で大きな被害を受けた被災地に届けるため、分灯する催しがあった。地震の発生から半年の7月1日、石川県輪島市の仮設住宅である追悼式で約300個のキャンドルにともされる予定だ。

石綿被害の救済「国の責務」 阪神大震災30年、同僚ら講演
2024.06.23

石綿被害の救済「国の責務」 阪神大震災30年、同僚ら講演

 来年1月で阪神大震災発生から30年になるのを前に、倒壊建物の解体などで飛散したアスベスト(石綿)の健康被害を語り継ごうと、亡くなった被害者の同僚らが23日、神戸大で講演した。石綿の危険性は当時知らされておらず、講演者は被害を巡り「求めるのは救済。国の責務」と訴えた。 兵庫県明石

「関西大震災」が起きたら…あの日635メートルにわたり横倒しになった阪神高速「もう倒壊しない」
2024.06.11

「関西大震災」が起きたら…あの日635メートルにわたり横倒しになった阪神高速「もう倒壊しない」

 高速道路が橋脚の根元から横倒しになり、鉄路はうねった。電気やガスが止まり、電話も通じない――。 阪神大震災は、高度成長を経て、全国に張り巡らされた道路や鉄道といったインフラ(社会資本)の脆弱さを露呈した。その後も多くの災害に見舞われる中、命を守る強靱化(レジリエンス)をどう高め

痛みに共感、能登に伴走 神戸6団体が現地報告会
2024.06.10

痛みに共感、能登に伴走 神戸6団体が現地報告会

 阪神大震災の経験を生かし、能登半島地震の被災地でボランティア活動をした神戸市の6団体が現地での経験を市民らに伝える報告会が10日開かれた。メンバーらは避難生活に苦しむ被災者の声などを紹介し「神戸は痛みに共感し、被災地を忘れずにいられる。経験を押しつけるのではなく伴走したい」と話した。

真っ赤な空と無残な高級住宅街「人生はかないもんだ」…ヤマトHD社長・長尾氏の人生観変えた大震災
2024.05.20

真っ赤な空と無残な高級住宅街「人生はかないもんだ」…ヤマトHD社長・長尾氏の人生観変えた大震災

 宅配便最大手、ヤマトホールディングスで約20万人を率いる長尾裕社長(58)は神戸市灘区で初めての営業所長を務めていた29歳で、阪神大震災に遭った。「もう少し早く、何かができたのではないか」。当時の思いがリーダーシップの原点だ。物流は休むことなく動き続けることでこそ、人々の暮らしを支えられる。

「大阪―神戸」鉄道150年、阪神大震災乗り越えた大動脈…記念列車神戸で出発式
2024.05.11

「大阪―神戸」鉄道150年、阪神大震災乗り越えた大動脈…記念列車神戸で出発式

「復興サミット」成功へ連携 兵庫、福島両県知事
2024.05.10

「復興サミット」成功へ連携 兵庫、福島両県知事