工事現場に男性が倒れている!居合わせた4人がAED、心臓マッサージしたら呼吸再開…快方へ

AI要約

山口県防府市消防本部は、同市協和町の建設工事現場で倒れたトラック運転手の男性(50歳代)に救命処置を施した4人に感謝状を贈った。男性は入院中だが快方に向かっている。

4人は愛知県、山口県、福岡県の会社員で、工事関係者。倒れた男性に救命処置を施す。

倒れた男性を発見し、救命処置を行った4人に消防本部から感謝状が贈られた。鷹野さんは「一つの命を救うことができて良かった」と話していた。

 山口県防府市消防本部は、同市協和町の建設工事現場で倒れたトラック運転手の男性(50歳代)に救命処置を施した4人に感謝状を贈った。消防本部によると26日現在、男性は入院中だが快方に向かっているという。

 4人は愛知県の会社員吉田晶輝さん(45)、山口県宇部市の会社員間洋史さん(42)、共に福岡県の内装業の鷹野寿信さん(54)と上野秀幸さん(46)。いずれも工事の関係で現場に居合わせた。

 消防本部によると、6日午後1時過ぎ、資材を運送してきた男性が屋外で倒れたことに鷹野さんが気付き、現場事務所に119番を依頼。3人と連携して自動体外式除細動器(AED)を使った救命処置や心臓マッサージをしたところ呼吸が再開し、救急隊に引き継いだという。

 消防本部で26日に贈呈式が行われ、4人に感謝状を手渡した米本静雄消防長は「迅速、適切な処置で人命を救うことができた。大変感謝している」とあいさつ。鷹野さんは「協力して一つの命を救うことができて良かった」と話していた。