防災基本計画に車中泊避難者支援盛り込み 能登半島地震など受け 中央防災会議

AI要約

政府の中央防災会議が、能登半島地震などを受けて、自宅や車中泊で避難生活を送る人への支援を盛り込んだ防災基本計画の修正案を了承しました。

改定された防災基本計画では、自治体に対し、自宅や車で避難生活を送る人に向けた支援の拠点設置や物資の配布、支援情報提供が求められています。

防災基本計画には、初めて具体的な車中泊支援が盛り込まれ、能登半島地震などで車中泊する人の支援の課題が浮き彫りになっていることが背景にあります。

能登半島地震などを受け、自宅や車中泊で避難生活を送る人への支援などを新たに盛り込んだ防災基本計画を、政府の中央防災会議が決定しました。

政府の中央防災会議はきょうの会合で、防災基本計画の修正案を了承しました。

改定された防災基本計画では、自治体に対し自宅や車で避難生活を送る人に向けた支援の拠点を設置し、食料や水などの物資の配布や支援情報の提供行うことなどが求められています。

防災基本計画に「車中泊」についての支援が具体的に盛り込まれるのは初めてです。

多くの人が避難所以外で避難生活を送った能登半島地震などを受け、一時、車中泊をする人が100人を超え、実態把握の難しさや支援が行き届きづらいことが課題となっていました。