「車中泊が気軽に楽しめる移動基地」跳ね上げ式ベッドと硬質フロアパネルで用途は無限大!“キャラバン マルチベッド”が使える

AI要約

日産キャラバンの特別仕様モデル「キャラバン マルチベッド」は、アウトドア愛好者に人気の車中泊仕様であり、荷室に跳ね上げ式のベッドシステムや防水性フロアパネルを備えている。

荷室スペースのベッドは左右独立して使用可能であり、使い勝手が良く、また硬質フロアパネルを備えているため汚れても簡単にクリーニングできる。

車内での快適な休憩やテレワーク、アウトドアスポーツの機材運搬など、様々な用途に活用できる「キャラバン マルチベッド」は、多彩なグレードやオプションで選択肢が広い。

「車中泊が気軽に楽しめる移動基地」跳ね上げ式ベッドと硬質フロアパネルで用途は無限大!“キャラバン マルチベッド”が使える

日産キャラバンのキャンパー仕様として昨年登場した特別仕様「キャラバン MYROOM」が話題を呼んでいますが、キャラバンにはもひとつ、魅力的な車中泊仕様のモデルがあります。それがここで紹介する「キャラバン マルチベッド」です。

日産モータースポーツ&カスタマイズのAUTECH(オーテック)が開発したモデルで、2020年9月にキャラバンが一部改良された際にデビューして以来、アウトドアスポーツを楽しむユーザーを中心に広く知られる存在となり、いまではキャラバンの主力車種となっています。

「キャラバン マルチベッド」の特徴は、荷室に跳ね上げ式のベッドシステムと防水性を兼ね備えた硬質素材のフロアパネルを装備していることです。

荷室スペースの左右跳ね上げ式のベッドは、荷室全面に展開できるだけでなく、左右それぞれ独立させた状態で使用することもできるので、片側にキャンプやスポーツで使う大物ギアを積載した状態で、片側のベッドを使用して寝たり、腰をかけた状態で作業することもできます。

床面は硬質フロアパネルを装備していますので、バイクや自転車を搭載するなどタフな用途にも対応。ちょっとくらい濡れたり汚れたりしても、さっとクリーニングすればOKです。

また、オプションのテーブルを装着すると、リビングのような空間として使用することも可能です。このテーブルは着脱式ですので、ベッドを使用する時に邪魔になりません。

「キャラバン MYROOM」との違いは、アウトドアレジャーでの汚れなどを気にせずに、思い切り使えることでしょう。スキー、サーフィン、釣り、自転車などのアウトドアスポーツの機材を運ぶトランスポーターとしても使えます。

またその一方で、高い積載性はそのままに、車内での快適な休憩、アウトドアスポーツなどの趣味や、テレワークの仕事部屋など、さまざまな用途に使われることを想定して、2つのグレード(GRANDプレミアムGXとプレミアムGX)、2つのエンジン(ガソリンとディーゼル)、2つの駆動方式(後輪駆動と4WD)が設定されていますので、モデルの選択の幅が広いのも魅力になっています。

また、架装を得意とするAUTECH(オーテック)が開発を担当したモデルらしく、車内カーテンやプライバシーシェードなど、さまざまなオプションも用意されています。

車両価格は、2WDが¥3,738,900~¥4,603,500、4WDが¥4,709,100~¥4,906,000となっています(税込み)。

文/近藤暁史