都知事選の特定候補応援で取引先に苦情「岩下の新生姜」名物社長が被害訴え「本気で迷惑」

AI要約

岩下食品の岩下和了社長が特定候補の応援で苦情を受け、「本当に迷惑です」とコメント。

岩下氏は応援候補のファンであることに理不尽な攻撃を受けたが、屈しない姿勢を示す。

岩下氏は名物社長として知られ、応援への意思を強化している。

都知事選の特定候補応援で取引先に苦情「岩下の新生姜」名物社長が被害訴え「本気で迷惑」

 「岩下の新生姜」で知られる食品会社、岩下食品(本社栃木市)の岩下和了社長が27日までにX(旧ツイッター)を更新し、東京都知事選(7月7日投開票)で特定候補の応援を表明したところ、関係先や取引先に苦情を入れられる被害が発生したとして「本当に迷惑です」と苦言を呈した。

 岩下氏は、候補の1人、ひまそらあかね氏を応援する意向を示している。その後「最初に『不買』を扇動した著名アカウントに従ってか、リアルで関係先・取引先に苦情入れるひと、本気で迷惑です」と記し「そんな動きに屈するわけないでしょ!うちがそれに屈したら、貴方達、他でもそういうことするじゃないか!絶対に屈しない!」と心境を記した。

 その後も「私は、自分のアカウントを政治アカウントにしたいわけではないですが、彼のファンだと一言書いただけで、自社の商品が攻撃にさらされるような理不尽が続く限り、何故、私がひまそらあかね氏のファンになったのか、しっかり発信していくことになると思う。更に応援したくなる!」とつづっている。

 岩下氏は1899年創業の同社の4代目社長で、栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」の館長を務めたり、商品カラーと同じピンクのヘアとスーツをトレードマークにメディアに多数出演するなど、名物社長として知られる。