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「9月臨時国会で冒頭解散」伊藤惇夫氏、岸田首相の再選ウルトラCプランほのめかす
岸田首相が会見で「道半ば」と述べ、伊藤・田崎氏は続投意欲を持っていると指摘。
伊藤氏は長期政権を敷きたい岸田首相の意向や解散総選挙の封じられた可能性に言及。
大谷氏は支持率が回復しなければ岸田首相は自爆するとの見解を示し、菅氏も交代論を展開。
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政治アナリスト伊藤惇夫氏と政治ジャーナリスト田崎史郎氏がTBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。21日に岸田文雄首相が会見で「道半ば」と語ったことについて、2人とも「続投の意欲を持っている」と声をそろえた。
その上で伊藤氏は、「基本的に鈍感力の高い方。周りの状況がどうであれ、とにかく長期政権を敷きたい。スタートの段階でちらついていた。総裁選を乗り越えるためにどうするかを考えている。大きな飛び道具だった解散総選挙が封じられ、このあとどうするか、模索しているんじゃないでしょうか」と話した。
さらに、「9月に臨時国会を開いて、冒頭解散を考えているかもしれない」とほのめかした。
これに対し、コメンテーターでジャーナリストの大谷昭宏氏は、「7月、8月支持率が回復ができなかったら、自爆になる」と語った。
自民党では、菅義偉首相が23日公開のインターネット番組で岸田首相の政治責任について、「責任を取っていない。不信感は国民に結構多い」と発言した。そのうえで9月の自民党総裁選について、「自民党の刷新の考え方を理解してもらえる最高の機会」と岸田交代論を展開し、退陣を求めている。