大阪でゴミが燃える不審火相次ぐ 連続放火か、府警が捜査

AI要約

大阪市浪速区と西成区で屋外のゴミなどを焼く不審火が相次ぎ、連続放火の可能性もあるとみて府警が捜査中。

24日夜に市営住宅や倉庫敷地内で燃えたゴミが相次ぎ、2週間前にも不審火があった。

浪速署や西成署は防犯カメラ映像などから事件の解明に向け捜査を進めている。

大阪でゴミが燃える不審火相次ぐ 連続放火か、府警が捜査

 大阪市浪速区と、隣接する西成区で24日夜、屋外のゴミなどを焼く不審火が相次いだ。現場周辺では2週間前にも不審火があり、大阪府警は連続放火の可能性もあるとみて捜査している。

 府警浪速署や西成署によると、24日午後8時10分ごろ、浪速区浪速西2の市営住宅で、近隣の男性から「ゴミが燃えている」と119番があった。火は間もなく消し止められたが、ゴミ置き場に集積された雑誌や紙類約3平方メートルが燃えた。約30分後には南西に約350メートル離れた西成区北津守1の倉庫敷地内で、投棄されていたタンスなど20立方メートルのゴミが燃えた。火は2時間後に消し止められた。いずれもけが人はなかった。

 9日未明には浪速区浪速西4の市営住宅で、ゴミ置き場のゴミが燃える不審火があった。浪速署によると、出火時刻の前後に、付近の防犯カメラに人の姿が映っていたという。【川地隆史】