山菜取りの高齢者が行方不明、警察犬が出動30分で発見…ご褒美は高級ジャーキー

AI要約

行方不明者の捜索に貢献した警察犬2頭と指導手2人が感謝状を受賞。

警察犬エマは高齢者施設からいなくなった男性を1時間で見つけ、ビアンカは山林で行方不明の男性を30分で発見。

エマとビアンカの指導手は喜び、高級ジャーキーも贈られた。

 行方不明者の捜索に貢献したとして、石川県警金沢中署は20日、警察犬2頭と指導手2人に感謝状を贈呈した。

 表彰されたのは「エマ・オブ・スピリット・トム号」(雌、7歳)と「ビアンカ・フォン・ギフ・ハシマ号」(雌、7歳)の2頭。エマは3月30日、金沢市内の高齢者施設からいなくなった80歳代男性のにおいを追い、出動後約1時間で大まかな場所を突き止めた。

 ビアンカは4月26日、家族や友人と山菜を採りに山林へ入り行方不明となった70歳代男性を、出動から約30分で見つけ出した。

 エマの指導手の涌田美樹さん(61)は「今後の励みになる」と受賞を喜んだ。ビアンカの指導手の西村外茂次さん(74)は「無事に発見できてうれしかった」と振り返った。

 同署からは2頭に「ご褒美」として高級ジャーキーも贈られた。