関東で今年初の「熱中症警戒アラート」 茨城県に発表

AI要約

環境省と気象庁が熱中症の危険性が極めて高い暑さを警戒し、関東で初めて「熱中症警戒アラート」を発表。

エリアでは水分補給や屋内での過ごし方に注意が呼びかけられ、高齢者や子どもへの声かけも重要視。

「暑さ指数」を基にしたアラートは、暑さの厳しさを示し、熱中症の危険性が高い場合に発表される。

関東で今年初の「熱中症警戒アラート」 茨城県に発表

きょう24日、熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、環境省と気象庁は、茨城県など4つの地域に「熱中症警戒アラート」を発表しました。関東で「熱中症警戒アラート」が発表されるのは今年、初めてです。

環境省と気象庁は、きょう24日、茨城県や鹿児島県など4つの地域に「暑さ指数」が33以上となり、熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、「熱中症警戒アラート」を発表しました。

関東で「熱中症警戒アラート」が発表されたのは今年、初めてです。

「熱中症警戒アラート」が発表されたエリアでは、▼こまめに水分を補給してください。▼不要不急の外出を避けて、涼しい室内で過ごすようにしてください。▼普段以上に屋内の気温や湿度に気を配り、エアコンなどを適切に使用するようにしてください。

一方、▼屋外やエアコンが設置されていない屋内での運動・作業・活動は、できるだけ中止や延期を検討してください。▼激しい運動は禁物です。さらに、▼特に暑さに弱い高齢者や障害者の人たち、小さな子どもたちに対しては、大丈夫かどうか声をかけてあげてください。

「熱中症警戒アラート」は『気温』と『湿度』、『輻射熱』を考慮して、どのくらい厳しい暑さであるかを示す国際的な指標「暑さ指数」をもとに発表される情報です。

「暑さ指数」は熱中症の発生との関連が高いとされ、「熱中症警戒アラート」は、熱中症を起こす危険性が極めて高くなる「暑さ指数」33以上の危険な暑さが予想される場合に発表されます。