奄美地方各地で今年最高気温 熱中症警戒アラート発表も

AI要約

奄美地方は高気圧に覆われ、各地で最高気温が30度を超える真夏日となった。今年最高の気温を更新し、環境省と気象庁が熱中症警戒アラートを発表。

名瀬で33・9度、他の地点でも30度以上の気温を観測。日中は熱中症に注意が必要。

市民は日よけで避暑し、子どもたちは暑さの中で自転車の練習をしている。

奄美地方各地で今年最高気温 熱中症警戒アラート発表も

 鹿児島県の奄美地方は22日、高気圧に覆われておおむね晴れ、各地で最高気温が30度を超える真夏日となった。奄美市名瀬で午後2時12分に今年最高の33・9度を観測したのをはじめ、全観測地点で今年の最高気温を更新した。環境省と気象庁は奄美地方に「熱中症警戒アラート」を発表し、熱中症を予防する行動を取るよう注意を呼び掛けた。

 気象庁によると、最高気温は▽奄美市笠利31度▽喜界島30・4度▽古仁屋32・4度▽天城30・9度▽伊仙30・5度▽沖永良部30・2度▽与論島32・1度-に達し、奄美市名瀬、古仁屋、与論島の3地点で最も暑い時期を上回った。

 奄美市の名瀬港マリンタウン緑地公園では、日よけ付きのベンチで休憩を挟みながら遊ぶ親子の姿が見られた。子ども3人を連れた同市名瀬の女性(32)は「子どもたちは自転車の練習中。とても暑いので日よけがあって助かっています」と話していた。