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立民、首相の改憲発言に反発 党首討論で条文化を呼びかけ
立民の逢坂氏が、首相の改憲条文案作成への協力要請に反発
自民党の中谷氏が国会閉会後も憲法審を提案も継続協議に
自民党の改憲原案提出目指すも見送られ、首相は改憲目標断念の状況
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衆院憲法審査会で野党筆頭幹事を務める立憲民主党の逢坂誠二氏は21日、岸田文雄首相が19日の党首討論で改憲条文案作成への協力を立民に呼びかけたことに反発した。「憲法審の運営に口を出したことは極めて遺憾だ」と記者団に述べた。21日の衆院憲法審幹事会で、与党筆頭幹事を務める自民の中谷元氏は23日の国会閉会後も憲法審を開くよう提案したが継続協議となった。
逢坂氏は9月までの自民党総裁任期中の改憲を掲げてきた首相の姿勢に対し「荒唐無稽で、政治的ポーズに過ぎない」と批判した。
今国会で自民が目指した改憲原案提出は見送られ、首相は改憲目標を断念せざるを得ない状況となった。