立憲・泉氏「自民は表ガネでやれない」 岸田首相と初の党首討論
AI要約
自民党派閥の裏金事件に関連して改正政治資金規正法が成立し、党首討論が行われた。立憲民主党の泉健太代表は自民党を裏のお金を使って政治活動を行う政党と批判した。
岸田首相は政治資金は民主主義を支える重要な要素であり、現実的な政治の中でコストがかかるのは当然だと主張した。
岸田文雄政権下で初めての党首討論が19日午後、国会で始まった。自民党派閥の裏金事件を受けた改正政治資金規正法がこの日午前の参院本会議で成立したことを受け、立憲民主党の泉健太代表は「結局、自民は『表ガネ』ではやれない。裏のお金をつくって使って、選挙や政治活動をしようとしている政党だ」と批判した。
これに対し岸田首相は、立憲が企業・団体献金、政治資金パーティーや政策活動費の禁止を主張していることに触れ、「禁止、禁止、禁止は気持ちいいかもしれないが、現実的な政治の中で政治資金は民主主義を支える重要な要素。政治にはコストがかかるのは当然だ」と反論した。
