「見た目からしてバケモノ」SNS投稿で筑波大教授を誹謗中傷した疑い、茨城県警の警部を書類送検

AI要約

茨城県警が男性警部を国際政治学者を中傷する投稿の侮辱容疑で書類送検。東野篤子氏が刑事告訴。

男性警部はテレビ番組出演時の東野氏を侮辱する投稿をしていた。東野氏は厳罰を求めている。

男性警部は生活安全部に所属しており、県警監察室はコメントを差し控えている。

 SNS上で国際政治学者の東野篤子・筑波大教授を誹謗(ひぼう)中傷する投稿をした疑いがあるとして、茨城県警が、県警本部所属の男性警部を侮辱容疑で水戸地検に書類送検していたことが分かった。18日付。県警は、刑事処分の判断を地検に委ねる「相当処分」の意見を付けた。複数の捜査関係者への取材で分かった。

 東野氏は今年4月、男性警部を同容疑で県警に刑事告訴していた。

 東野氏によると、男性警部は昨年5月、旧ツイッターで、テレビ番組に出演した際の東野氏の画像とともに「見た目からしてバケモノかよ」といった内容の投稿をしていたという。東野氏は取材に対し、「このようなことは二度と繰り返されてはならない。本人には厳罰を求め、県警にもしっかりと調査してほしい」と述べた。

 捜査関係者によると、男性警部は当時、県警本部の生活安全部に所属しており、今年5月に警務課付となっていた。県警監察室は「コメントすることはない」としている。